2011/01/06

Сказка сказок










『話の話』 by ユーリ・ノルシュテイン

縄跳びする男を勝手にその後のマチェクやと思ってました。
何も慌てなくて良い永遠の時間を彷徨う人。
このアニメに出て来るのはソ連兵と思われますが、
マチェクは、そのソ連軍と闘ってましたね。。絶望的に。

「話の話」は、今からしたらローテクで作ってるんでしょうが、凄まじいリアリティ。
表現したい内容とそれを普遍化するセンス・情熱が如何に大事かってことですね。
写真で言うと、アッジェのプリント観た時のインパクトは最新の機材で作った作品と比べて
勝るとも劣ってるところは何一つありませんでした。

サックスの篠田に勧められて観たんやったな。
そないいや、これ観てからバッハを聴き出したんやわ。

久しぶりにこのアニメ観たあとの夢は血縁のある赤子と胎児の夢でした。
この世に出た未だ頭骨がグニャグニャの未熟児が泣いてる口に
弾みで人の形をした胎児が入ってしまって
慌てて未熟児を逆さまにして呑んだ胎児を吐かせました。
出て来た胎児が陶器の洗面器に頭を打ち付けたので
「わーーーーーっ!!」と思って目を覚ましたました。



マチェクは「灰とダイヤモンド」の主人公ですよ。
何か知らんけど、誰もが必ず一度は観る映画やと思てたけど
今は観る事すら難しいいんですね。
今は、ダイアモンド?

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