2010/12/18

美は乱調にあり






Captain Beefheart
Don Van Vliet

ツイッターで知り合いが何人かビーフハートの事つぶやいてて、
急にブレイクしたんかと思たら、亡くなってはった。
享年69歳。巨星墜つ。

たまに、ずーっと聴いてても飽きないのがある。
"Shiny Beast"はその中の一枚。それより前のは
ずーっと聴いてると首締められたみたいな声がしんどくなる時あるけど、
そういうのが少いからかな?ボントロもカッコいい。
ま、ずーーっと聴かんかったら、他のもしんどならんけどね。

「美は乱調にあり」ってのは、確か"Doc at the Radar Station"の
日本盤に付けられた邦題です。瀬戸内晴美(寂聴)の作品に
「美は乱調にあり」とその続編「諧調は偽りなり」がありますが、
元はアナキスト・大杉栄の「美は乱調にある。諧調は偽りである。」って
言葉から取ったんですね。

「美は乱調にあり」
若い頃はこの言葉にとても興奮しました。
今でも、興奮するな。あー、色々思い出した。
キャプテン・ビーフハートの音楽にぴったりの言葉だと思います

今回知ったけど、キャプテンは生活能力に欠けてたらしい。
俄然、親近感湧いて来た。
具体的にどんなことやらかしてたんやろ?
庭の木が枯れたのは、自分の歌声のせい、と
レコード会社に賠償請求したとかって逸話は聞いた事ある。






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