グノシエンヌの5番の終わり方がカッコ良くて好きなんだけど、
5番は全集みたいの買わないと入ってないんだよね。
で、幾つか全集買ったけど、やっぱり演奏者によって全然別の曲に思えます。
聴く方は気楽故、日によってどの演奏が好きとか結構変わる。
生演奏聴くと、はっきり好き嫌いが別れるんだろうけど。
「サティマニア」ってクロアチアのアニメが評価高いらしいよ、
と、娘に教えてもらったので、youtubeでみた。
まだクロアチアではなく、ユーゴスラビアだった時代のザグレブ・フィルムの作品。
最後にグノシエンヌNo.5を持って来るのは、サティマニアの証。
ここでは、チッコリーニの演奏が使われています。
このアニメ、評価高いだけあって、多義的多面的なディテールが
たっぷり現実の空気を孕んだイメージを浮き上がらせ、
捕食(抑圧)する者とされる者(餌食)の対比を冷酷に描き出しています。
捕食者も病んでるというか、人として実のある生を生きてない。
もはや人間を逸脱している。
虚無と冷笑無しに語りえぬ世界もあるっちゅうことや。
余談1
どツボのディストピア・米国での撃ち合いのシーンで
壁に「che」とか「pig」とか書いてあるけど、その2つのワードは
武装闘争してた頃のブラックパンサーがよく使ってましたね。
黒豹党は、黒人を抑圧し、暴行する白人警官のことを"pig"と呼んでました。
するってえと、警官がチャップリンを追っかけてるシーンは、
米国がレッドパージでチャップリンを追放したことを揶揄してるんですかね。
追っかけてるのUSAの警官ですもんね。
するってえと、警官がチャップリンを追っかけてるシーンは、
米国がレッドパージでチャップリンを追放したことを揶揄してるんですかね。
追っかけてるのUSAの警官ですもんね。
余談2
グノシエンヌは「3つのグノシエンヌ」ってことで、3番までのCDが多いけど、
「6つのグノシエンヌ」という括りになってるCDもある。
Cristina AriagnoとかティボーデのCDでは、7番まで入ってるよ。
一体、何番迄がホンマなんじゃい。
で、7番て「梨の形をした3つの小品」の1番の長尺ヴァージョンじゃね??
あと、エリック・サティの曲では「冷たい小品」の
「歪んだ踊り(でたらめなダンス)」が好き過ぎる今日この頃。
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